
| ■美しくなれるクリスマス料理 |
今回、ご紹介するのは世界の三大美女としてクレオパトラ、楊貴妃と並んで歴史に名をとめるエリザベート皇妃(1837ー1898)にちなんだクリスマス料理です。イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスには、一年に一度のお祝いとして豪華な料理をいただく習慣が今なお残っています。国によってクリスマスに作られる料理やお菓子は、たくさんの種類があります。 代表的なクリスマス料理といえば、英国に伝わる七面鳥の「ローストチキン」、キリストの揺りかごをかたどっている伝統的な菓子「ミンスミートパイ」、一年に一度だけ作られる菓子「クリスマスプディング」や、ドイツのクリスマス菓子「シュトーレン」、イタリアのパン菓子「パントーネ」、『クリスマスの薪』という意味でイエス・キリストの誕生を祝って薪を燃やしたことに由来し、薪の形をかたどったフランスのクリスマス菓子「ブッシュド・ノエル」などが有名です。 しかし本格的なクリスマス料理となると、材料が手に入らなかったり、手間がかかったりと、作るのが難しく、断念してしまう人が多いのでは。エリザベート皇妃をイメージした小野寺先生流のクリスマス料理はクラシカルでありながら、気軽にスーパーで手に入る食材を使い、作り方もとっても簡単。さらに美を追究したエリザベート皇妃らしくヘルシーなので、健康や美容を気にしている方でも安心して召し上がっていただけます。 「定番のクリスマスメニューが飽きたなら、今回のクリスマスメニューは自宅で簡単に作ることができるので、ぜひ一度挑戦してほしいですね」 |
| ■料理をひきたてるテーブルコーディネート |
せっかくおいしいクリスマス料理を作っても、料理をいただくテーブルがいつもと変わらないのでは、台無し。料理をひきたて、クリスマス気分を盛り上げるテーブルコーディネートにも挑戦してみましょう。クリスマスのカラーと言えば緑や赤がポピュラー。「緑」はクリスマスツリーに使われる常緑樹をイメージし「生命の色」を象徴。赤はイエス・キリストの誕生を告げた「赤い星」を表しています。さらにもう一色加えたいのが「ロイヤルブルー」です。ロイヤルブルーは由緒ある英国王室のカラーであり、ヨーロッパではテーブルマナー発祥のメディチ家の色。さらに来客への敬意を表した色として使われてきました。「ロイヤルブルーは、コーディネートのさし色に使うと素敵です。今回は星空を描いたテーブルクロスを使い、クリスマスの夜をイメージしました」。 クリスマスアイテムには、ベルやキャンドル、ヒイラギがモチーフに使われます。「ベル」はイエスキリストの誕生を告げ、「キャンドル」は世を照らす光として、「ヒイラギ」はキリストがかぶったイバラの冠を象徴しています。 「クリスマスはイエス・キリストの誕生日。描かれているモチーフ一つとってみても、意味があります。その一つひとつを知ってテーブルコーディネートをすると、さらに楽しいですよ」 |
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Profile 小野寺恵パン洋菓子教室主宰。ジャパンベーキングスクール師範・東日本理事。フランス・イタリア・ドイツの製菓学校でスタージュ(実習)に参加。「盛岡NHK文化センター」講師。 |
| 小野寺 恵 先生 |
